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体型 エンドモーフ編

人の体型には3種類ありそれに応じて食生活や主なエクササイズが変わってくる。もちろん、明白に3種類に分かれるわけではないが参考に考えてみよう。

エンドモーフは骨格がしっかりしていて3つの体型種の中でも体重も見た目よりも多い。この体系の人は炭水化物を上手く分解できず、すぐに脂肪にかえてしまう。その結果、炭水化物主体の食生活だとどれだけ食べる量を減らしても太ってしまう。特にお腹周り(内臓脂肪)の脂肪の蓄積が多くなりがちな体型だ。

エンドモーフのメリットは骨格が他の2種よりもしっかりしているため骨密度の心配をする必要はさほどない。骨格がしっかりしている分、肉体への負荷は他の2種よりも耐えられる。

この体系は主にラグビー、レスリング、アメフト、プロレス等に多く見られる。

健康面に関してはインスリンが過剰に反応するため膵臓への負担や肥満、メタボなどの問題を引き起こす。代謝関連の病気になりやすい体型だ。

エンドモーフ編

エンドモーフとエクササイズ

エンドモーフの多くの運動目的は体型から脂肪の燃焼がどうしても目立つ。エクササイズのプランとしてはいかに運動後も脂肪を燃やし続けるかが課題。低速の有酸素運動もいいが重量を持ち上げることを得意とするため効率的には後者を優先するべきだろう。

内容はスクワット、デッドリフト、ベンチプレスなどのパワーリフティングを中心に3-5回を3-8セット行い休みもセット間を2-3分と多めにとるのがいいだろう。

エネルギーを脂肪中心にするとどうしても回復能力が遅くなりこういう結果になってる。しかしこのようなトレーニング内容はトレーニング後24時間強は燃焼効果が持続する。

エンドモーフとダイエット

エンドモーフ体型の人は炭水化物の吸収が他の2種類の体型よりもはるかに劣るため、果物も含め炭水化物、糖質を含む食材を避ける必要がある。

ただし、炭水化物を摂取してもいい時はあり、それはトレーニング後90分の間が理想。トレーニング後90分間は摂取した栄養全てが肉体疲労、筋肉損傷、などを回復させるために使われるため、脂肪蓄積に使われることはない。もちろん、例外はあり2型糖尿病の人はトレーニング後も炭水化物を取らない方がいい。

理想の炭水化物、タンパク質、脂質の分配は、25%、35%、40%となるが、人によっては炭水化物と脂質が10%と55%になるケースもまれではない。お勧めはまず、炭水化物、タンパク質、脂質を10%、35%、55%で始め、少しずつ様子を見ながら(2週間程)割合を変えていくのがいいだろう。

代表的なダイエットとしては、アトキンズ、ぺリオ、ケトジェニックなどタンパク質や脂質を多くとり炭水化物を極端に減らすものがある。また、野菜中心のダイエットも効果はあるだろう。ただ、野菜中心の場合タンパク質の摂取があまり適していないためトレーニングをする人には不向きかもしれない。

3種の体型の中で恐らく一番食事管理の難しい部類だろう。それでも、対策がないわけではなく理解をして上手く付き合い慣れれば、他の2種よりも分かりやすい体型でもある。