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体型 エクトモーフ編

人の体型には3種類ありそれに応じて食生活や主なエクササイズが変わってくる。もちろん、明白に3種類に分かれるわけではないが参考に考えてみよう。

エクトモーフ編

やせ形体型の人をエクトモーフと言う。エクトモーフに当てはまる人の多くは筋量が低い代わりに持久力が高く、炭水化物を他の2種類の体型よりも効率よく分解しエネルギーに変換できる。

エクトモーフの運動目標は減量よりも筋量を増やすという傾向が多い。主な理由としては、痩せ太りと骨粗鬆症をを防ぐことが目的。痩せ太りと言うのは体重は平均以下だけど体脂肪が高い、又は筋量が極端に少ない為、体に張りがなくブヨブヨ感がある人が多い。また線が細い為、骨粗鬆症や骨に関する問題が多い。

また、実際には痩せているため、健康に問題がないと思いがちで突然病気にかかり、「あの人は健康そうだったのに」など突然何かが起こったかのように思われる。「痩せている=健康」ではないという代表的な体型だ。

骨粗鬆症以外では甲状腺の問題がある。炭水化物を摂取しても大丈夫と言う点から多く摂取し過ぎ甲状腺への負担をかけてしまうケースも多く、甲状腺の働きが低下する橋下病などが起こりやすい。

エクトモーフのエクササイズ

エクトモーフの人がより健康にいるためには筋肉を付けるためのエクササイズがお勧め。この体系の多くの人は持久走に優れているため筋トレよりもマラソンなどの持久力系の運動を好む。しかし、そうすると筋肉の発達が行われず、骨の強化にも影響がある。マラソンが悪いわけではないが、週2-4回の筋トレをしておくと、ケガや病気などを防ぐメリットにもつながる。

エクササイズ内容は引く(腕立て)、押す(懸垂)、しゃがむ(スクワット)、前屈(デッドリフト)などを中心とした8-12個のエクササイズを8-12回、3-4セット行うことが効率がいい。筋力アップと共に有酸素運動効果もあるため、エクトモーフの人にとっては効果は高い。

エクトモーフと食事

エクトモーフは炭水化物にもっとも強い体質を持っている。つまり、インスリンの感受性が基本的に高く、炭水化物をメインに摂ってもさほど問題はない。でも、脂肪燃焼を必要としているのであれば運動後にたんぱく質と一緒に炭水化物を多めに取ると効果は抜群。

炭水化物、タンパク質、脂質の分配は55%:25%:20%が理想。考え方としてはインスリンを上手く活用してタンパク質、野菜や果物から取れる栄養素を細胞に運んでもらうという考え方が必要だろう。

この食生活は、日本、韓国、地中海、などの食生活が代表的。

上記でも話したけど細身だから健康と言うのは全く持って空想上の話であり、この体系は脂質をメインのエネルギーとしないため、流行りの炭水化物を抜くダイエットを始めると病気しがちになりやすい。そのため、この体系の人は必ず毎年の健康診断を受けることをお勧めする。