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甲状腺とは?
甲状腺は、
首の前側にある小さな臓器です。
喉仏の下あたりにあり、
蝶のような形をしています。
役割としては、
「身体の代謝をコントロールする司令塔」
のような存在です。
甲状腺の役割
甲状腺は主に:
- エネルギー消費
- 体温調整
- 心拍
- 成長
- 神経活動
などを調整しています。
甲状腺ホルモン
代表的なのは:
- T3(トリヨードサイロニン)
- T4(サイロキシン)
の2つ。
特にT3は活性が強く、
身体への影響が大きいホルモンです。
何をしているのか?
簡単にいうと、
「細胞のエンジン回転数」
を調整しています。
甲状腺ホルモンが多いと
- 代謝↑
- 心拍↑
- 発汗↑
- 体温↑
- 消費エネルギー↑
などが起きます。
少ないと
- 疲れやすい
- むくみ
- 寒がり
- 体重増加
- 無気力
などが起こりやすくなります。
ダイエットとの関係
甲状腺は、
ダイエットとかなり深く関係しています。
極端な食事制限をすると、
身体は:
「飢餓状態だ」
と判断します。
すると:
- 甲状腺ホルモン低下
- 代謝低下
- 省エネ化
が起こる。
これが、
「減量後半で痩せにくくなる」
理由の一つです。
スポーツとの関係
競技者では:
- エネルギー不足
- 長期減量
- 睡眠不足
- ストレス
などによって、
甲状腺機能が低下することがあります。
すると:
- キレ低下
- 回復低下
- 身体が重い
- やる気低下
などにつながることも。
自律神経との関係
甲状腺ホルモンが多すぎると:
- ソワソワする
- 動悸
- 不安感
などが出ることがあります。
逆に少なすぎると:
- 活力低下
- 抑うつ感
- 無気力
につながることもあります。
代表的な病気
甲状腺機能亢進症
ホルモンが出すぎる状態。
代表的なのは
バセドウ病
症状:
- 痩せる
- 動悸
- 手の震え
- 暑がり
など。
甲状腺機能低下症
ホルモン不足の状態。
代表的なのは
橋本病
症状:
- 疲労感
- むくみ
- 体重増加
- 寒がり
など。
栄養との関係
甲状腺には:
- ヨウ素
- 鉄
- セレン
- タンパク質
などが関与しています。
特に日本人は、
海藻類からヨウ素を摂ることが多い。
運動生理学的に見ると
甲状腺は、
「身体の出力設定」
のような存在です。
高すぎても低すぎても、
パフォーマンスは崩れます。
そのため競技者では:
- 極端な減量
- 長期低栄養
を避けることが重要です。
特に:
- 回復
- 睡眠
- エネルギー摂取
は、
甲状腺機能とも深く関係しています。